BL本感想。
人の物を読むのはあんまり興味ないんですけど、リサーチの為にBL作家まんがを読んでみる。
実は今まで××年間、BLに特化した商業ベースの作品をマトモに読んだ事が無い。なので、初デビュー。
初っぱなハズレを引くと二度と読みたくなくなる様な気がしたので、マイミクで趣味の近そうなhttp://eddychan.web.fc2.com/index.htmlの烏丸はるかさんのお薦め作家、本仁戻さんの青猫探偵を選んでみました。Bookoffにこれしかなかったからですが。てへっ。
探偵青猫 1 (1) 芳文社 1999-08 by G-Tools |
BLに関してはエロ小説ばかり書いている私ですが、読むのにエロばかりでは立ち読みなので恥ずかしい。ちょっとだけ安心しました。ヘタレなんです。
普通にまんがとして面白くて吃驚しました。このままモーニングとかでも連載できるんじゃないだろうか。寧ろモーニングに掲載されてたら毎回チェックします。
パンツ被るネタには不覚にも受けてしまった。暫くパンツ被りがマイブームになりそうです。既に旬を過ぎてますが。 青猫の節操無さが素晴らしかったです(笑)。こういうおばかさんは良いですね!
これだけの筆力のある漫画家が何故一般商業誌に出ないんだろうと思っていたら、ASKAで描いていたようです。しかし打ち切り。本仁さんのサイトを拝見したところ、商業歴も長い様なので、一般誌に書く気がないのかなと思っていたのですが、かなりの遅筆との事。それじゃあ、ダメだなあ。
絵が下手でも、あまり面白くなくても、コンスタントに作品を作れる方が長く仕事できますからね。否、面白いに越したことはないのですが!
ただ、残念ながら6巻はつまらなかった。BLエピソードがかなり無駄感溢れていて、がっかりです。間を飛ばした所為でキャラが解らないので余計つまらないし、顔の崩れが目立っていてかなり苦痛でした。これが噂に聞くBL馬面病なのかと得心したりも。絵柄が好みなだけに、非常に残念です。
それに、蜂王子君がホモキャラになってて非常にがっかり。物語やキャラクターのアイデンティティよりより萌えを優先しちゃう物書きは嫌いなので、読んでいて腹が立ちました。